ストレスで甘いものが増える理由|インスリンと自律神経の深い関係
現代を生きる多く方の不調は、「ストレス × ホルモン × 食生活」の組み合わせで起きています。
特に、疲れ・肩こり・頭痛・睡眠の質の低下・イライラ・食欲の乱れに悩む方は、ストレスによってインスリンと血糖値が乱れている可能性があります。
この記事では、鍼灸とも深く関係するストレス・インスリン・糖質の関係性をわかりやすく解説します。
ストレスがかかると血糖値が上がる理由
ストレスが強いと、体は「危険だ!」と判断して以下のホルモンを出します。
■ コルチゾール(ストレスホルモン)
- 肝臓で『糖新生』を促し、血糖値を上げる
- 体を戦闘モードにするための仕組み
■ アドレナリン
- 肝臓に蓄えた糖(グリコーゲン)を一気に放出
- 瞬時に血糖値を上げる
つまり、
『食べていなくても、ストレスだけで血糖値は上がる』
ということです。
血糖値が上がるとインスリンが大量に出る
血糖値が上がれば、それを下げるためにインスリンが分泌されます。
ストレス → 血糖値上昇
→ それを処理するためにインスリン大量分泌
この状態が続くと、
- 太りやすくなる
- 疲れが取れにくい
- 甘いものへの依存が強くなる
- 肌荒れ・むくみが出やすい
- PMSが悪化する
- 炎症体質になる
という不調が生まれます。
インスリンが大量に出すぎると何が起きる?
■ インスリン抵抗性(効きにくい体)になる
細胞がインスリンに「慣れて」しまい、
さらに強いインスリンが必要になる悪循環に。
■ 内臓脂肪が増え、炎症が起きやすくなる
内臓脂肪は炎症物質(IL-6・TNF-α)を出す臓器です。
■ 血糖の乱高下(ジェットコースター)が起きる
急上昇 → 急降下 → 低血糖 → 甘いもの欲求
このループが止まらなくなる。
■ 自律神経が乱れ、さらにストレスに弱くなる
インスリン過剰は副交感神経を弱め、
睡眠質低下・緊張体質・疲労蓄積につながる。
ストレスと糖質欲求は“脳”でつながっている
ストレス時、脳の報酬系(扁桃体)が働きます。
- 甘いもの
- 揚げ物
- 小麦菓子(パン・ケーキ)
- 高脂肪食
を強く求めるようになり、
これが 「食べたい衝動」=本能的反応 です。
決して
「自分が意志が弱い」
という話ではありません。
ちゃんと科学的な理由があります。
鍼灸でできるサポート
鍼灸は、ストレス→インスリン→不調の悪循環にとても相性が良い施術といえます。
その理由は、、、
■ 自律神経を整えてコルチゾールを下げる
ストレスホルモンの過剰分泌を落ち着かせることで、
血糖値の乱れが改善しやすくなります。
■ 副交感神経を高め、甘いもの欲求を抑えやすく
リラックス神経が働くと、
衝動的な食欲が自然と弱まります。
■ 血流改善で糖代謝がスムーズに
筋肉・内臓・頭部の血流改善により、
エネルギー代謝やホルモンバランスが整いやすい状態に。
■ PMS・自律神経症状の改善
インスリンと女性ホルモンは密接に関係しています。
生理前の不調・頭痛・イライラなども改善しやすくなります。
今日からできるセルフケア
✔ 食事の順番(野菜→タンパク質→糖質)
血糖の急上昇を防ぐだけでインスリンの負担が激減。
✔ 食後5〜10分の散歩
これだけで血糖値の上昇が大幅に抑えられる。
✔ 深呼吸・ストレッチ・お風呂
副交感神経を優位にするだけでストレス性インスリンは減る。
✔ 睡眠を優先する
寝不足はインスリン抵抗性を作るため、“最優先のケア”。
【まとめ】
- ストレスは食事をしていなくても血糖値を上げる
- 血糖値が上がるとインスリンが大量に分泌
- これが太りやすさ・疲れ・PMS・甘いもの欲求の原因
- 鍼灸は自律神経とホルモンバランスを整え、改善に非常に相性が良い
「なんとなく不調が続く」
「甘いものがやめられない」
「ストレスで疲れが抜けない」
そんな方にこそ読んでほしい内容です。