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生理痛を軽減する鍼灸治療のアプローチ②

前回のブログでは生理について、西洋的な女性のリズムを紹介しました。

今回は東洋医学的な視点から書いていきます。

女性のリズムは7年周期

東洋医学では、女性は7年、男性は8年周期で体に変化が起きると考えられています。

これももちろん個人差があるので、その前後で体に変化があるということです。

女性の体で考えると、

赤ちゃんから大人の体になるのが7歳。

大人の体に近づき、心も大人になってくるのが14歳。

大人の体として完成する21歳。

心身のピークを迎える28歳。

体力の下り坂に入るのが35歳。

髪の毛や筋肉などなどに変化が出てくるのが42歳。

49歳で閉経を迎えます。

あくまでも目安ですが、自分を知る目安にもなるので、参考にしてみて下さい。

これがずれていても元気であれば、ご自身のリズムに問題ありません。

何か症状などがあればご自身のリズムが崩れているかもしれません。

大切なのは不調があるかどうかです。

生理前に出てくる症状

PMSと一言でいっても、人によって出る症状は様々です。

多い症状としては、腹痛、腰痛、頭痛、めまい、イライラ感、不安感などがあります。

西洋医学では原因不明だけど、ホルモンバランスの乱れなのではないか、と考えられています。

東洋医学では、生理は体の要らなくなったものを排出している働きと考えます。

出血前は全身から下腹部にいらなくなったものが集まってきます。

そのときにいらないものがたくさんあるとそれが下腹部でパンパンにあり、痛みの原因になってきます。

さらにいらないものが多いと、顔など、体の他の場所の肌が荒れたりします。

PMSなど、生理前の症状がある人は、体にいらないものが溜まっているサインです。

生理痛の原因となるものは、

食事の乱れ

睡眠の乱れ

ストレス

忙しくしすぎている

我慢して自分を押さえ込んでいる

体が硬い、運動不足

骨盤部、下腹部の筋肉の緊張

自律神経の乱れ

頭の緊張

などなど、これらが一つではなく、複数が原因になることも多くあります。

最後に、ご自身でできるセルフケアを紹介します。

・自然のリズムに合わせる。

夜は活動をやめて早めに寝る。当たり前のことですがとても大切です。

・深く長い呼吸をする。

特に長くゆっくり吐いてみましょう。

・湯たんぽでお腹周りを温める。

温めることは気の補給になり、内臓が動くサポートにもなります。

・アロマやスパイスなどを使う

いい香りは気を巡らせます。

気が巡ると緊張が緩み、呼吸を深めて発散を助けてくれます。

スパイスなどは消化器の木をめぐらせて、動きを良くしてくれます。

何事もそうですが、〇〇さんがいいといっていたから!とか、これが体にいいって聞いたから!という選び方をするのはおすすめしません。

ご自身の体が心地よい!と思うものを選んでください。

体の欲求に応えてお悩みが解消し、日々の生活を楽しく送れる方が増えたら嬉しいです。

もっと東洋医学的に見てほしい!自分の体の状態がわからない!という方は私たちがサポートしますので、ご連絡くださいね。

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