目次
1. 体質改善を成功させるカギは「自分の体質の把握」
「風邪を引きやすい」「疲れが抜けにくい」「薬を飲んでも根本的に変わらない」——それは体質そのものがサビついているサインかもしれません。東洋医学では、体質を“先天”と“後天”の要素で分析します。
・先天:生まれ持った気質や体格などのこと
・後天:食事、睡眠、心身のストレス、環境や気象状況などのこと(職場・家庭・気候など)
先天的に強くても生活習慣が乱れれば不調が出ますし、逆に先天的に弱くても後天でプラスを積めばカバーすることができます。これが東洋医学的な“体質改善”の核となります。
2. 東洋医学が見る3つの流れ「気・血・水」
当治療院では初回カウンセリングで「気・血・水」のバランスを考えていきます。
気(エネルギー)
・海風でリフレッシュできる人=気が巡りやすいタイプ
・朝から倦怠感が強い人=気虚(気不足)のサイン
血(栄養・潤い)
・目の下のクマ、月経不順=血が足りない/滞っている
・肩こりや頭痛が夕方に悪化=血瘀(けつお)
水(体液・リンパ)
・むくみ、軟便、雨の日に体が重い=水滞
・肌が乾燥しやすい、口が渇く=津液不足
3つの流れを総合的に考えることで、「むくみが患者様の訴えだけど、実は気の不足が根本」というように、症状と原因を切り分けて考えていきます。
3. 五臓六腑とひたちなかの四季
当治療院のあるひたちなか市は、冬は冷たい海風、春は花粉、夏は湿度、秋は寒暖差が特徴的です。それぞれの季節変化は五臓(肝・心・脾・肺・腎)に次のような負担を与えます。
春:肝の疏泄(そせつ)機能が上がり、しイライラや目の疲れ
夏:心が熱を帯び不眠や動悸
梅雨〜夏:脾が湿気で疲れ、食欲不振や重だるさ
秋:肺が乾燥で弱り、咳や肌荒れ
冬:腎が冷えで消耗し、腰痛や頻尿
当治療院では、来院時期の主訴を照らし合わせ、どの経絡や臓器、筋肉に制限や原因があるのかを考え、オーダーメイドの施術を組み立てます。
4. 「養生」の考え方―治療院の外でできる体質改善
鍼灸・マッサージが治してくれるわけではありません。そんなことを言うと、がっかりしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸マッサージは、体が健全に向かう“きっかけ作り”をお手伝いします。本当の体質改善は、日常でどれだけ気•血•水をよどみなく行き渡らせるか、で決まります。
当治療院が推奨している3つのシンプルな養生を紹介します。
1) 噛む回数を+10回
脾は食物を“気”と“血”に変える主役となります。よく噛めば脾をはじめ、消化器の負担が減ります。
2) 100歩の「仕上げ歩き」
車通勤・リモート勤務の方が多いひたちなかでは血の滞りがち。食後や仕事終わりに100歩だけ歩いて血の巡りをリセット。
3) 寝床で3呼吸「吸って6秒・吐いて7秒・止めて3秒」
交感神経をオフにして“気”をチャージ。布団の中なら雨の日でも継続できます。
5. よくあるご質問(Q&A)
Q. 鍼は痛くありませんか?
A. 髪の毛ほどの細さですので刺した瞬間に気付かない方が多いです。 気持ちよく眠ってしまう患者様も多くいます。
Q. 子どもでも受けられますか?
A. お子様も対応可能です。刺さない鍼や指圧、マッサージなどが中心の優しいソフトな施術を行います。
6. まとめ/ご予約・お問い合わせ
体質改善は「短距離走」ではなく季節を一周する「マラソン」のようなものです。気・血・水のバランスを整えることで、不調の改善お目指します。ひたちなか市近隣にお住まいの方で、「からだを整えたい」、「根本から変わりたい」という方、やこ鍼灸マッサージ治療院へぜひご相談ください。
◎ 住所 → 茨城県ひたちなか市はしかべ2-1-1 T&HビルB棟101
あなたの体質に合わせた“オンリーワンの東洋医学ケア”で、未来の健康を育てましょう!