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忙しい街・ひたちなかで増えるストレス症状
朝の通勤ラッシュの渋滞、子どもの送迎、テレワークと出社のハイブリッド勤務――普段施術をさせていただく中で患者様から、最近「肩こりだけでなく、理由のないイライラや動悸が出る」といったご相談が増えています。
東洋医学では、こうした不調を「気・血・水(きけつすい)の巡りが滞った状態」ととらえ、体だけでなく心のコンディションまで含めて整えることをめざします。
ストレスを「敵」にしない、東洋医学的ものの見方
・ストレス=良くないもの、ではなく単なる「刺激」と考える 。
東洋医学の考えで、五臓六腑のうち「肝(かん)」はストレスの影響を最も受けやすく、『気』を全身にスムーズに巡らせる指揮者の役割を担います。
肝が緊張すると『巡り』が滞り、肩こり、頭痛、PMS、不眠などが現れやすくなるのです。
・『気』の余裕をつくる「小さな余白」
ぎっしり詰まった手帳=ぎゅうぎゅうの経絡(けいらく)。
1日のスケジュールに5分でも「何もしない時間」を挟むことで、気は伸びやかに巡りはじめます。
やこ鍼灸マッサージ治療院がすすめる3つの養生ヒント
※ご自宅で安全に行える内容に厳選しています。
① 夜、寝る際にお腹を温める
東洋医学で『気』と『血』を生み出すのは「脾(ひ)と胃」。
キンキンに冷えたビールやアイスは脾胃の働きを弱め、翌朝のだるさへ直結します。
寝る前に湯たんぽやホットタオルを下腹部に10分ほどあてるのもおすすめです。
芯から温まる心地よさが副交感神経を優位にし、深い眠りを呼び込みます。
② 3・3・7呼吸法
1日1分、鼻から3秒吸い、7秒かけて口から細く吐き、3秒とめる。
「肝」の高ぶりを鎮め、横隔膜をゆるめるシンプルな方法です。車の信号待ちや、電車待ちでも簡単にできるのがポイント。
③ 『土用』はデジタル断食のチャンス
季節の変わり目=土用(春夏秋冬の前18日間)は、東洋医学で最も脾胃が揺らぐ時期です。
この時期にスマホやPCを1時間オフにし、温かいお粥や味噌汁をゆっくり味わうと、自律神経のリズムが整い、次の季節を軽やかに迎えられます。
現代科学も注目する「触れる」力
厚生労働省の資料によると、鍼灸・マッサージによる『触刺激』はオキシトシン分泌を高め、ストレスホルモン(コルチゾール)を穏やかにすることが報告されています。つまり、「手当て」は古くて新しいストレスケア。
施術後に「頭がスッと軽い」「景色が明るく見える」という声が多いのは、このホルモン変化が背景にあります。
ストレスと上手につきあうための『3段階アプローチ』
1. セルフ養生:前述の呼吸法や温活で土台づくり
2. プロの手:鍼灸・マッサージで経絡の渋滞をリセット
3. 継続メンテナンス:月1回の施術+日々の小さな余白で再発を予防
セルフケアでは難しい場合は、当治療院へご相談ください
・国家資格保有者が在籍し、東洋医学的カウンセリングを実施
・完全予約制で周りを気にせずリラックス
ストレスはゼロにすることはなかなか難しいですが、「巡り」を整えれば、『刺激』を『力』に変えることができます。
お仕事帰りに、週末の自分へのご褒美に――まずはお気軽にご相談ください。
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本記事は、健康情報の提供を目的としており、診断や治療を代替するものではありません。
体調に不安がある場合は、医師または専門家にご相談ください。